【ジャカルタの治安について】深夜の出歩きや交通手段などで最低限気を付けたいこと

【ジャカルタの治安について】深夜の出歩きや交通手段などで最低限気を付けたいこと

ジャカルタは他の東南アジアの都市バンコクやホーチミンなどに比べて治安が悪い印象がありますよね。

 

治安面については気になる方も多いかと思いますので、何度もジャカルタに渡航し過ごす中で、私が感じたことを記載したいと思います。

 

ジャカルタの都市について感じること

ジャカルタの貧富の格差

個人的にジャカルタは東南アジアの都市の中でも一番貧富の差を感じる都市です。

実際に世界銀行によると2016年のレポートではありますが、インドネシアの人口の8割が貧困層に位置するそうで、一部の超富裕層に富が集中しています。

同国の総人口2億5000万のおよそ8割に相当する約2億人が貧困ラインの月収約33万8000ルピア(約2870円)の下層に位置し、上位10%にあたる富裕層との格差が「東アジア最速」の勢いで拡大しつつある。出典;SankeiBiz

 

実際にジャカルタを訪れるとわかるかと思いますが、高層ビルや豪華な電飾で装飾された巨大ショッピングモールが都心には立ち並んでおり、そうしたエリアは日本の中流階級よりもずっとお金を持った人たちがたくさんいます。しかし一歩路地に入ると、まさにアジアの途上国といった雑多な雰囲気に変わり、貧しい暮らしをしている人々が大勢いるのです。

 

私はこれまで何度もバックパック一つでジャカルタに旅行していますが、私が滞在拠点とするのも、基本的にこうした雑多なエリアで、ローカルと同じ移動手段(鉄道・バス・バイタクなど)や食事(屋台)をとり過ごしてきました。私としてはこうした雑多な東南アジアの雰囲気が好きなのですが、一方で貧富の格差が治安の悪さの要因の一つになっていることも確かだと思います。

 

ただ最低限気を付けていれば治安面で怖い目にあうことはまずないです

以下でその最低限の注意がどのようなものかを記載していきたいと思います。

 

夜は交通量の多い大通り沿いを歩く

ジャカルタの夜の出歩き

もちろん深夜帯は出歩かないのが最もよいのですが、夜中に外を歩く必要がある場合は、交通量が多く明るい大通り沿いを歩きましょう。

 

夜遅くまで飲んだり、夜遊びをしたりした時など、どうしてもホテルに帰るまでにある程度歩かなければいけないときもあるかと思います。そうした際は、たとえ少し遠回りになろうとも交通量が多い大通り沿いを歩いて帰るようにしましょう。

 

渋滞がひどいジャカルタですが、深夜帯でも日中よりは交通量が減るとはいえ、大通りの交通量は依然として多いです。こうした交通量が多い大通りは常に歩道も明るいため、危ない雰囲気になりづらいです。

 

ただジャカルタは都心を除いて、大通り沿いでも歩道があまり整備されていないことが多いので、躓くなどしないよう足元には十分注意しましょう。

 

安全性の高い交通手段を利用する

ジャカルタで安全な交通手段

タクシーはブルーバードかExpress、配車アプリを利用する

基本的なことではありますが、タクシーはブルーバードかExpress、もしくは配車アプリのGrabやGo-jekを使うようにしましょう。

タクシーで強盗など危険な目にあった人たちは、声をかけてきたよくわからない会社名のタクシーにの乗って被害にあっています。たとえブルーバードなどの安全なタクシーが中々つかまらなくても、聞いたことのない名前の会社のタクシーには乗らないように気を付けましょう。

 

こちらの記事でも書いていますが、現在は配車アプリのGrabやGo-jekが普及しており、深夜帯でもドライバーが捕まりやすいことに加え、安全性が高いです。ブルーバードの代替手段として、こうした配車アプリの利用価値は高く、渡航前にアプリをインストールしておくことをお勧めします。

 

深夜と早朝のブルーバードの利用には一定の注意が必要

ただ深夜もしくは早朝のブルーバードの利用(特に空港に向かうとき)には一定の注意が必要ですというのもジャカルタでは悪徳警官による不正な取り締まりが行われていることがあるからで、これについては在インドネシア日本国大使館も注意喚起をしています。

 

悪徳警官は本物の警察の場合も、偽物の警察の場合もあるそうですが、どちらの場合でもパニックにならず冷静な対処が求められます。悪徳警官の目的は現金ですので、何かしらパスポートに不備があるなどといちゃもんを付けて、見逃してほしければ賄賂を払えと脅してきます。確実な対処法はありませんが、相手の手にパスポートや財布が決して渡らないようしてください。さもなければ現金を支払うまでそのパスポートや財布を返してくれることはないでしょう。

 

とはいえ在インドネシア日本国大使館が、以下のように述べているように身の安全を第一に考え、相手の感情を逆なでするような抵抗の仕方はなるべく避け、冷静に対処しましょう。

被害に遭った場合、相手は刃物や銃を所持している可能性が高いため,生命の安全を第一に考え抵抗しないようお願いします。

 

公共交通機関は比較的安全

公共交通機関については、トランスジャカルタや鉄道は夜中でも危険は少ないと感じます。実際に日をまたいでからトランスジャカルタに乗るなどしていますが、ハルモニ駅は深夜でも乗り降りする人で溢れています。

 

強いて言えば、スリには十分気を付け、混雑しているときはリュックを前に抱えましょう。トランスジャカルタは前後で男女のエリアが明確に分けられており、後方の男性エリアは時間帯によっては周りの人と体が触れ合うレベルで非常に混雑します。

 

服装はローカルの人並みにする

ジャカルタで治安を考慮した服装

過度な装飾品は控え目立たない格好をする

海外でもおしゃれをしたいという気持ちは分かりますが、ローカルエリアに滞在するのであれば、自らを危険な目にさらす確率を下げるためにも控えめな服装にすることをお勧めします。

 

もちろんどれだけローカルと同じ服装をしていても、仕草などですぐに外国人であると分かります。

ただ外国人ということで目立ってしまうにも関わらず、日本にいる時と同じ感覚で着飾っているとなおさら注目の的になります。

 

知り合いのとある途上国で働いていた青年海外協力隊の方から聞いた話ですが、現地にインターンでやってきた慶応ボーイが日本と同じような洒落た服装で夜中歩いており、強盗にあったそうです。

 

少しでも危険を退けたいのであれば、オシャレしたい気持ちは山々にローカル並みの服装を心がけましょう。

 

まとめ

上記の3つの注意事は旅慣れた方であれば、自然と実践されている方も多いでしょう。

ジャカルタで滞在するうえでは必要以上に治安面を警戒する必要はなく、最低限の注意のみしていれば問題ないと思っています。

 

また上記の注意事はアーバンエリアではなく、ローカルなエリアに滞在することを前提に記載しています。そのため、ハイソな場所のみに滞在するという方は上記の注意事すら気にする必要はないと思います。

 

ただ初めてジャカルタに訪れる人、旅慣れていない人でローカルエリアに滞在したいと考えるのであれば、夜間帯の出歩きに注意する、安全な交通手段を使う、服装に気を付けるといった基本的なことをまず守っていただきたいです。そうすれば大方の危険からは逃れることができると思います。