【沈没したいアジアの街】バックパッカーとして旅するうえで、1日当たりいくら必要か試算してみた

【沈没したいアジアの街】バックパッカーとして旅するうえで、1日当たりいくら必要か試算してみた

東南アジアの物価は非常に安いが、バックパッカーとして長期にわたって旅をしたいと考えているなら、1日当たりのコストを抑えることは非常に重要だ。そこで東南アジアの主要都市でバックパッカーが1日過ごすのに必要となる最低限のコストをざっくり計算としてみた。また宿泊費はagodaで高評価のゲストハウスやドミトリーなどから最安値をピックアップしており、交通費は公共交通機関やバイタクなど安価な交通手段を2-3回使った金額と仮定して計算している。

ハノイ(ベトナム)

ハノイ

おびただしい数のバイクが道路を埋め尽くし騒がしいイメージがあるベトナムだが、ハノイはフランス統治時代の面影のある建築など情緒を感じる街並みが美しく、ホアンキエム湖は市民の憩いの場となっており、のんびりと過ごすことができる。またベトナムはとにかくビールが安く、街の至る所にあるビアホイでは、昼間からテーブルを囲んでプラスチックの椅子に座ったおっちゃんが水のようにビールを飲みながら、おしゃべりをしているのが見られるだろう。ハノイは世界的な観光地でもあるため、他のベトナムの地方都市と比較した際には少し食費などは高めとなるが、外国人向けのレストランでない限り、1食200円以内に抑えることは十分できるだろうし、交通も低金額で乗れるバスやバイタクを比較的どこでも捕まえられるので、1日当たりのコストはかなり抑えられる。

通貨;ドン

旧市街の高評価安宿;300円(ハノイパーティバックパッカーホステル

食事;600円

交通費;200円

合計;1,200円

ヴィエンチェン(ラオス)

ヴィエンチャン

メコン川で国境を隔てている隣国タイなどと比べて、少し存在感が薄いラオスだが、ニューヨークタイムズで「世界で一番行きたい国」にも選ばれたことのある魅力ある国で、街そのものが世界文化遺産に登録されているルアンパパンはイギリスの有名旅行雑誌「Wonderlust」において最も満足度の高い観光地にも輝いている。首都でありながらのんびりとした空気が流れているヴィエンチャンはタート・ルアンなどの仏教寺院や遺跡など文化財などの観光地があるほか、近年外国人観光客の増加により、おしゃれなカフェやレストランも増えている。昼からビアラオを飲んで、時間を気にせずまったり過ごしたい。

通貨:キップ

リバーフロント付近のの高評価安宿:500円(ヴィエンチャンバックパッカーズホステル

食事:750円

交通費:200円

合計:1650円

 

チェンマイ(タイ)

チェンマイ

チェンマイは常にバックパッカーに愛されているタイの北の都だ。バンコクに比べて物価が安く、長期滞在しやすいことに加え、wifi環境が整った先進的雰囲気のコワーキングスペースが複数あるなど、世界中からノマドワーカーが集まる場所でもある。私も一時期、数か月滞在する予定で賃貸のコンドミニアムを調べたことがあるが、交渉次第では1か月から借りることができ、プール付きのそれなりに広い部屋でも月3万~借りられるようだった。チェンマイといえば、毎年11月の満月に開催され、無数のランタンが夜空に放たれていくコムローイ祭りはとても幻想的でぜひ見てみたい。

通貨:バーツ

旧市街のの高評価安宿:650円( 7 センチュリー ハウス

食事:600円

交通費:150円

合計:1,400円

マニラ(フィリピン)

manila

治安や衛生面から、あまり良いイメージがなかったフィリピンのマニラだが、近年急速に開発が進み非常に過ごしやすくなったようだ。スペインの植民地であったこともあり、世界遺産に登録されているサン・オウガスチン協会や西洋的な街並みも魅力の一つだ。フィリピンは英語が通じるので、英語がはなんせるのであればコミュニケーションに困ることがさほどないだろう。近年話題となっているフィリピン留学でも、マニラを拠点としている学校が複数あるようだ。陸路中心で東南アジアを周るバックパッカーには、インドネシア同様飛ばされやすい国でもあるが、島国ならではの魅力を秘めている。

通貨:ペソ

マカティの高評価安宿:900円( アワオウサムホステル

食事:750円

交通費:100円

合計:1,750円

プノンペン(カンボジア)

killing fields

カンボジアの首都であるプノンペン。カンボジアといえばアンコールワットというイメージが一般的に強いと思うが’、アンコールワットがあるシェリムアップはプノンペンからバスで5-6時間と意外と距離がある。ここプノンペンではバックパッカーにキャピトルというゲストハウスが非常に有名で、多くのバックパッカーが集う場所となっている。もしプノンペンに訪れる機会があるならキリングフィールドはこの国の歴史を知るうえで重要だ。そう遠くない昔に罪のない人たちがおよそ300万人も虐殺をされたという事実は、歴史の教科書を読むだけでは到底想像もつかないが、その歴史の跡地を間近に見ることで多くのことを考えさせられる。

通貨:リエル

ダウンペンの高評価安宿:450円( ザハッピーハウスゾーン

食事:900円

交通費:200円

合計:1,550円

ポカラ(ネパール)

pokhara

ネパール中部の都市で、ポカラというのは湖を意味している。(ポカリスエットのポカリもここからきているようだ。)名前の通り、美しく広大なフェワ湖が存在し、ヒマラヤの山々を街中から眺めることができ、様々なトレッキングの拠点にもなっている。ネパールといえばカトマンズもバックパッカーの沈没地としてメジャーだが、ここポカラはカトマンズからは200㎞ほど離れており、カトマンズよりも物価が安くより長期滞在しやすいようだ。

通貨:ネパールルピー

ペワレイクの高評価安宿:800円(ホテル ザ チェリー ガーデン

食費: 750円

交通費:100円

合計:1,650円

 

ゴア(インド)

ゴア

インドに行けば人生観が変わるなんていうのは、しばしば聞く話だ。インドは街の喧騒や衛生環境がひどいイメージもあるが、ここゴアはそうしたイメージとは反対のビーチリゾートで、昔はヒッピーの聖地なんて言われてた場所でもある。今はそうした当時の面影は色濃くないようだが、それでも有名なアンジユナ・ビーチなどでは爆音で音楽が流れ、夜はパーティなども頻繁に行われているようだ。インドは宗教的な関係でお酒が飲みづらいところがあるが、ここではそれらはあまり意識されることはないだろう。バックパッカーにとっても物価も安めで、のんびりとした雰囲気もあるので、居心地はいい。

通貨:インドルピー

アランボルの高評価安宿:1,100円(ハッピー パンダ ホステル)

食費:1,000円

交通費:100円

合計:2,200円

 

ホイアン(ベトナム)

HOIAN

ビーチリゾートでもあるダナンの近くに位置しており、1999年に世界文化遺産に登録されたベトナム中部の都市ホイアンは、どこか懐かしい雰囲気を味わうことができる。ホイアンで有名なものの一つにランタン祭りがあるが、チェンマイのものとはタイプが違い、こちらのランタン祭りでは街全体がノスタルジックな雰囲気に包まれる。毎月開催されるので、比較的日程を合わせやすく、この地を訪れようと考えるのであれば要チェックだ。時がゆったり流れるこの街は沈没にぴったり。

通貨;ドン

カムハーの高評価安宿:1,100円(グリーングラスホームステイ)

食費:600円

交通費:150円

合計:1,850円

 

アジアは魅力のある都市が数えきれない程ある

アジア圏であれば、1日当たり1000円~2000円で生活することはできるようだ。もちろんこれはおおよその目安で、旅慣れたバックパッカーであればもっと突き詰められるだろう。

今回紹介したアジアの都市はごく一部で、調べれば調べるほど魅力的な場所がアジアにはある。特に多くのバックパッカーが沈没している都市は、一見インパクトのある観光地がないように見えても、非常に居心地がよい場所であることは間違いない。また何度も行くうちにその都市のよりディープな魅力に気づくこともあるとともに、様々な出会いもある。近年は主要な都市との直行便が続々就航するようになってきて、ますます気軽に行けるようになったため、バックパッカーでなくとも長期の休みが取れそうであれば、即行動したい。

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ピカソ

ピカソ

都内ベンチャー勤務の社会人1年目。組織に依存しない起業家的な働き方を模索中。東南アジアとアイドルが好き、TOEIC860、仮想通貨は中華銘柄多め。ブログでは東南アジア中心にお役立ち情報を発信します。

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