今回のマニラ滞在中に何回もGrabを利用しましたので、マニラでの利用にあたって覚えておきたいことを残しておきたいと思います。
(これまでにインドネシアのジャカルタ、ベトナムのハノイでもGrabの利用経験があり、利用にあたっての注意事項などは各記事にも書いていますので参考にしてみてください。)
フィリピンのマニラでGrabを使う上で覚えておきたいこと
ノイバイ空港の各ターミナルにGrabブースがある
上記の画像はSMモール内のGrabブースですが、ノイバイ国際空港のターミナル1~ターミナル4のすべてにも同様のGrabブースが設けられており、配車を頼むことができます。
Grabブースを利用するうえで事前に必要なことは何もありません。Grabブースのスタッフに行き先を伝えれば、その場でスタッフが予約をしてくれます。営業時間に関する情報を見つけられませんでしたが、ノイバイ空港のブースは深夜12時過ぎでもオープンしていました。
個人的には初マニラであれば、仮に自分のスマホにGrabアプリをインストール済みであってもGrabブースを使うことをお勧めします。というのも実体験になりますがノイバイ空港に降り立ち、自分のスマホで空港のターミナルにピンを立てて配車予約をした際に、ピンを立てた場所が制限区域内であったことでドライバーが入って来れず、スムーズに落ち合うことができませんでした。Grabブースのスタッフに配車をしてもらえば、ピンを立てた待ち合わせ場所を的確にドライバーに伝えてくれますので安心です。
ノイバイ空港以外にも人が集まるマニラの主要スポットにGrabブースが設けられています。(Grabのヘルプページより)
【Grabブースの場所】
- SM Megamall
- Building A
- Building B
- SM Aura
- SM Makati
- SM Mall of Asia
- Ayala Glorietta
- Ayala Glorietta 2
- Ayala Glorietta 3
- Ayala Glorietta 5
- Ayala Greenbelt
- Ayala Greenbelt 1
- Ayala Greenbelt 3
- Ayala Greenbelt 5
- Makati Medical Center
- The Medical City
- Asian Hospital
- Ninoy Aquino International Airport
- Terminal 1: Main Arrival Curbside
- Terminal 2: Inner Arrival Curbside (between Bays 7 and 8)
- Terminal 3: Secondary Arrival Curbside (between Bays 5 and 6)
- Terminal 4: Curbside
マニラはGrabバイクが使えない
インドネシアやベトナムとは違い、フィリピンではGrabバイクを使うことができません。
Grabバイクと言えば、交通量が多い東南アジアの主要都市でも渋滞知らず、さらに運賃がリーズナブルということもあり非常に使い勝手が良いのですが、フィリピンではバイクを選択することができません。基本的にはGrabカーもしくはGrabタクシーを利用することになります。
Grabタクシーを利用する際は、メーターで計測される運賃にプラスして、予約料を移動距離に応じて支払う必要がありますのでお忘れなく。(私はこのことを知らず、初めてGrabタクシーを利用した際に、メーターより高い金額を請求されたため、ぼったくられているのかと勘違いしてしまったことがあります・・)
Grabカーシェアという、乗り合いで目的地に向かう選択肢も用意されていますが、こちらは通常のGrabカーの利用と比較して運賃が少し安くなるものの、使い勝手があまり良くないので利用価値は低いでしょう。
評価が高くないドライバーが一定数いる
他国で利用した際は満点の5に近い評価を獲得しているドライバーが非常に多かったのですが、フィリピンは評価が高くないドライバーに結構多い印象を受けます。
これは利用者の評価が厳しいというわけではないと思います。というのも多少横柄な態度のドライバーにあたることが私自身マニラ滞在中に数回あり、実際にそうしたドライバーの評価は低めだったからです。

ただ利用が憚られるレベルではありませんので、そこまで気にする必要はないかとは思います。
観光地ではGrabホイールが使える
マニラ観光の定番イントラムロスではGrabホイールが利用できます。
実際にイントラムロスのGrabホイールの貸出ブース前を通りましたが、とても人気なようで、外国人観光客も面白がって利用していました。イントラムロスは全体を歩いて観光しようとすると結構な距離があるので、電動キックボードのスピード感で見て回るのは適していますし、今なら無料で利用可能とのことなので、イントラムロスにお越しの際はぜひ利用を検討してみてはいかがでしょうか。朝8時からやっているというのもいいですね。
インドネシアのジャカルタでは都心にGrabホイールの電動キックボードが置いてあるところがいくつかあり徐々に普及してきていますが、マニラでは滞在中にGrabホイールの利用ができる場所はイントラムロスを除いて、1か所も見つけられませんでした。
道路がきれいに舗装されていないと、なかなか使いづらいものではあると思うので、マニラでも都市が更に発展して整備されていくようになるにつれてGrabホイールも普及していくのではないでしょうか。
フィリピンのマニラでGrabを使うことについてまとめ
フィリピンではGrabバイクを利用できないというデメリットはあるものの、やはり旅行者にとってのGrabお利用価値は非常に高いです。私は今回の滞在でマカティ、ケソンシティなどでGrabを利用しましたが、街中であれば大抵すぐにドライバーが捕まり、移動に苦労することがありませんでした。
マニラのタクシーは、インドネシアならブルーバード、ベトナムならマイリンやヴィナサンというように、どこのタクシー会社なら安心というのがあまりありませんので、旅行者には良心的なタクシーを見分けることは難しいのではないかと感じます。その点でGrabはぼったくりがないので、旅行者にも安心して使えるのがやはり魅力です。
個人的な意見として移動にお金を掛けたくない人は、荷物が少ないお出かけの時はジプニーを使い、荷物が多かったり目的地がジプニーなどの公共交通機関で行きづらい場所であれば、Grabを利用するのがよいのではないかと思います。(マニラの公共交通機関には電車やジプニーがありますが、特にローカルの足として大活躍のジプニーは料金が格安で、Sakay.phというアプリを入れておけば、ジプニーを使った目的地までの経路、料金を調べることができます。)
皆さんもマニラに滞在されるときは上記を参考にしてみてください。
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